あなたのむくみの症状は？
夕方になると、脚がだるい、靴がきつくなる．．．なんて症状はありませんか？ その原因はきっと「むくみ」。
むくみの症状をそのまま放置しておくと、脚が太くなるなどの困ったことが起こります。 出来る限り早めに対策をしましょう！
あなたには、以下に挙げる症状や習慣はありませんか？
美脚への第一歩はむくみの症状を知ることからはじまります。 しっかりとチェックしてください。
- 夕方になると靴がきつくなる
- 夕方になると足が疲れてだるくなる
- 足を触るとひんやりする
- 日中トイレに行く回数が少ない
- ストッキングや靴下をはかずに、素足でいることが多い
- ほとんど運動をしない
- どちらかというと、冷たい飲み物を飲む
- 仕事の内容が、座りっぱなしもしくは立ちっぱなしと極端
- 普段からあまり歩かない
- お風呂はシャワー派
むくみが起こる、その原因は．．．
夕方、ふくらはぎや足の首を親指で押してみてください。 もし、しばらくへこんだままの状態なら、それはむくんでいる証拠です。
私たち人間の体は、心臓から送り出された血液が動脈を通り、毛細血管から細胞に行きわたることによって、全身に栄養を運んでいます。 それと同時に、静脈から余分な水分や老廃物を回収することで、細胞間の水分を一定に保っています。
しかし、さまざまな原因が重なり、余分な水分か静脈に戻りきらず、そのまま細胞間に滞ってしまうと「むくみ」という症状になって現れるのです。
特に脚は、心臓から一番遠い場所にあるため、むくみやすい部分。 なので放っておくと、溜まった水分で脚が太く見えるなどの悪影響を及ぼします。
もともと筋力がなく、脚に下がった血液を押し戻す力が弱い女性は、むくみやすい傾向にあるのです。 ある統計によると、20代から30代の女性の3割がむくみを感じているという結果が出ています。
脚のむくみと関係している、“リンパ”って何？
リンパには静脈に戻りきらなかった水分や老廃物を、回収→ろ過→再び静脈に戻すという役割があります。 しかし、静脈の流れと同じ理由で、リンパの流れが滞ってしまうと脚がむくんでしまうことになります。
美脚を目指すなら、リンパの流れもスムーズな状態にしておきましょう。
むくみの原因 血液の水分の関係をおさらい
むくんでいない状態
静脈やリンパの流れがスムーズで、老廃物や余分な水分を溜め込みません。 細胞間の水分も、ほどよい状態に保たれています。
むくんでいる状態
毛細血管よりにじみ出た水分が細胞間に入り込み、細胞周辺が水びたし状態です。 老廃物や脂肪が溜まりやすくなります。
むくみを放っておくと本当に脚が太くなる？
むくみをそのままにしておくと、脚が太くなるのを、知っていますか？
むくみが慢性化すると、排出されるはずだった水分や老廃物、脂肪がその部分に停滞し続けることになります。 すると、それが皮下組織の下にある脂肪細胞に入り込んで巨大化し、セルライトに変質します。 このセルライトが血管やリンパを圧迫するため、さらにむくむ．．．という悪循環を招いてしまうのです。
セルライトは、ゴツゴツした脂肪の固まりのようなもの。 通常の脂肪と違い、老廃物などが混ざっているために燃焼されにくく、一度できると食事制限や運動によるダイエットをしてもなかなか減りません。
そんな美脚の大敵でもあるむくみ、そしてセルライトをつくらないためには．．．
- 筋力や血管の力を上げ、むくみに強い足をつくる。
- むくみを感じたら、血液やリンパの流れを促す。
- 足に溜まってしまった水分は、早めに排出させる。
以上のことが大切です。
むくみとセルライトの関係とは？
私たちの皮膚の下に、もともとある無数の脂肪細胞。 その細胞間に、余分な水分やその中に含まれる老廃物・脂肪分が入り込んでしまいます。
すると脂肪が変質し、巨大化します。これがセルライトです。 肌表面にオレンジの皮のような凸凹ができているのが、肉眼でも確認するできます。
セルライトができると、血管やリンパを圧迫して、さらにむくみが進行します。 さらにそこに老廃物がからまると、セルライトが巨大化してしまいます。
セルライトができてしまうと．．．
- 足が太くなり、ヤセにくくなる
- 冷えやすくなる
- 足が疲れやすくなる
- 凸凹として見た目が悪くなる
筋力や血管の力をアップさせて、むくみにくい脚を作る
重力の影響で、徐々に水分が脚に溜まることで起きるむくみ。 筋力を上げ、血液が心臓に戻る力をサポートして、むくみの素となる水分そのものが溜まりにくい、スッキリ脚を作ることを目指しましょう！
筋力をアップして、血液が戻る力を促す
脚の水分を押し上げる力が強いのが、ふくらはぎ。 このふくらはぎの筋力が強ければ、筋肉がポンプのように血液を押し出すため、脚に水分が溜まりにくくなります。
日ごろからウォーキングなどで脚の筋肉を鍛えましょう。
サポート力のあるストッキングやソックスを利用する
筋力がない人は、サポートカのあるストッキングやソックスをはいてむくみを防ぎましょう。
おすすめは足先からふくらはぎに向かってギュッと押し上げるような、適度な圧力があるタイプ。 脚に水分が溜まるのを防ぐので、むくみに効果的です。
むくみにくくするサプリメントを利用する
血管からにじみ出た水分が、どんどん溜まってしまうことでむくみは起こります。 むくみ対策には、静脈の流れを促して、毛細血管からにじみ出る水分の量を抑えるのも効果的。
そこで利用したいのが、注目成分を配合したサプリメント。 毎日の習慣にして、美脚の大敵であるむくみ防止に役立てましょう。
ストッキングをはいて美脚を演出
近頃では普段から素足で過ごす人も多いようですが、美脚に見せるならストッキングが断然おすすめ！ 脚の両サイドにさりげなく陰影がつくタイプなら、はくだけでほっそりとした美脚を演出できます。
むくみ防止＆美脚作りに有効な成分
赤ブドウ葉（アカブドウヨウ）
アントシアン類、カテキン類などのポリフェノールが豊富で、血流をよくする作用があります。 欧州では、古くから医薬品として、その有効性が認められています。
ブドウ種子
ブドウ種子に含まれる、プロアントシアニジンには、抗酸化・抗炎症作用があります。 毛細血管を保護し、血管壁を強化。 余分な水分が細胞間に染み出るのを防ぐ効果も。
明日葉（あしたば）
利尿作用が高く、体内に溜まった水分の排出を促す働きがあります。 また末梢血管を拡張し、血行をよくする働きもあるため、セルライト解消にも効果的だといわれています。
ハスカップ
北海道に自生する、ブルーベリーのような実がなる植物。 ビタミンＣ、Ｅ、アントシアニンを含みます。 高い抗酸化作用や皮膚の健康を維持する成分を含んでおり、最近注目を集めています。